【2020】お通夜の時間はどのくらいかかる?何時間前に行くべき?間に合わない時の対処法

通夜の時間 一日葬

故人を見送るため、最初に行われる大切な儀式が「お通夜」です。

お通夜は、故人が臨終してから1日と経たないうちに行われるだけではなく、翌日にはお葬式が控えているため、タイムスケジュールをある程度把握して流れをつかまなければなりません。

では、お通夜で行われる儀式や通夜振る舞いなどの時間は、どのくらいの時間が掛かるのでしょうか?

今回は、お通夜に掛かる時間を遺族側と参列者側に分け、それぞれに掛かる時間を詳しく紹介します。

通夜に掛かる時間

白木の位牌が据えられた祭壇

お通夜で行われるのは、主に「お通夜の儀式」と「通夜振る舞い」の2つです。

どちらも故人へ哀悼の意を示す大切な場ですが、お通夜は前日の夜に行われるため、翌日のお葬式に備えて帰宅時間も考えなければなりません。

お通夜に掛かる全体的な時間がわかっていると、遺族も参列者も翌日の備えてスケジュールが組みやすくなります。

では、お通夜に掛かる時間は平均するとどのくらいなのか、具体的なケースを紹介しましょう。

通夜の儀式だけ:約1時間

お通夜の儀式だけなら、開式から閉式までは1時間が目安です。

少し規模の大きいお通夜になると参列者が増える分時間が掛かることもありますが、それでも2時間以上掛かることはほとんどありません。

ただし、儀式が終わった後に遺族にご挨拶したり、顔見知りの方と少しお話しすることもありますので、大体1時間から2時間を目処にしてみましょう。

通夜振る舞いに参加する:2時間〜3時間

通夜振る舞いは、故人の思い出を語り合いながら偲ぶお食事会です。

お通夜の儀式に参列した人全員にお声がけがありますが、用事がある場合は丁寧にお断りしても問題ありません。

通夜振る舞いに参加する場合に掛かる時間は、2時間から3時間です。

翌日にはお葬式を控えていますので、この時間を目安にして通夜振る舞いをお開きにしたり、長くなるようなら途中退席するようにしましょう。

地域によっては6時間以上

通夜振る舞いに掛かる一般的な時間は2時間から3時間ですが、地域によっては時間が許す限り語り合い、6時間以上掛かることも少なくありません。

このような形式の通夜振る舞いでは、喪主がお開きの挨拶をして場を閉めることもなく、参列者が時間を見て途中退席するケースがほとんどです。

 

しかし、お葬式にも参列する予定ならあまり遅くに帰宅するわけにもいきませんし、長居をすると遺族がゆっくり休めなくなる可能性もあります。

地域の風習なので少し難しい部分もありますが、通夜振る舞いが長くなるようなら頃合いを見計らって遺族にご挨拶をし、周囲の人へお暇を告げてから退席しましょう。

【遺族側】通夜のタイムスケジュール

腕時計を見る男性

遺族側のお通夜のタイムスケジュールは、通夜振る舞いまで含めるとかなり目まぐるしい流れです。

ここでは、遺族側のお通夜のタイムスケジュールを順番に紹介しますので、事前によく確認しておきましょう。

通夜の開式1時間〜2時間前に集合する

故人の遺族と親族は、お通夜の開式1時間〜2時間前に会場に集合します。

早めに集まった遺族と親族は、お通夜の仕事の役割分担や受付の準備、通夜振る舞いの料理の確認などさまざまな事柄を進めなければなりません。

できれば開式の2時間前、遅くても1時間前に集合できれば、余裕を持って参列者を迎えられます。

時間に余裕がないと万が一の時に慌ててしまいますので、余裕を持ったスケジュールにしましょう。

通夜の開式30分前に受付する

お通夜の開式30分前になったら、一般参列者の受付が始まります。

受付係の人は、お通夜の開式30分前を目安にして早めに所定の位置へつき、一般参列者を速やかに迎えてください。

一般参列者の人数が多い場合は、受付台の台数や人数を増やして対応しましょう。

通夜の儀式を行う

開式の時間になったら、司会者の言葉でお通夜の儀式が始まります。

お通夜の儀式に掛かる所要時間は、1時間が目安です。

一般参列者の人数が多いともう少し掛かりますがそれでも1時間半程度が目安なので、この時間を考慮して通夜振る舞いの時間を換算してみましょう。

通夜の儀式後の閉場時間まで参列者を待つ

お通夜の儀式が終了しても、後から遅れて一般参列者が訪れることがあります。

このとき、受付に誰もいないと芳名帳や会葬御礼品を渡せませんし、参列に来てくださった方にご挨拶もできません。

お通夜を行う会場にもよりますが、多くの場合は夜の9時を目安にして閉場します。

すでに通夜振る舞いも始まっている時間帯ですが、遺族のうちの誰かは必ず受付と祭壇前で待機しておき、遅れて来た一般参列者に対応しましょう。

通夜振る舞いを行う

通夜振る舞いの席は、地域によっても掛かる時間が変わってきます。

一般的な所要時間は1時間から2時間ですが、地域によっては通夜振る舞いが遅くまで行われることもあるため一概には言えません。

このような場合は、翌日のお葬式のことも考慮して夜の9時にいったんお開きにして、一般参列者が帰宅できるようタイミングを作ってみましょう。

【参列者側】通夜のタイムスケジュール

法要に参列する人々

お通夜に参列する人は、「お通夜の開式時間」「通夜振る舞いの時間」「帰宅する時間」の3つを考慮してお通夜のタイムスケジュールを考えます。

では、具体的にはどのような流れで行動すれば良いのか、参列者側のお通夜のタイムスケジュールを詳しく解説していきましょう。

通夜の開式30分前に受付する

一般参列者の人は、お通夜の開式30分前を目安に会場を訪れ、受付をして着席します。

お通夜の受付では、ご挨拶をして芳名帳に名前と住所を記入し、お香典を預けて会場へ向かわなければなりません。

これらのやり取りには最低でも1分から2分は掛かりますから、できるだけ早く済ませないと開式に間に合わない可能性があります。

受付の人もお通夜の儀式に参列するので、できるだけ早めに到着して受け付けを済ませましょう。

通夜の儀式に参列する

開式時間になったら、司会者からの言葉でお通夜の儀式が始まります。

僧侶の読経、焼香、弔電や供物の紹介などが主な内容ですが、全体的に掛かる時間は1時間ほどです。

もし何かしらの理由で開式時間に遅刻した場合は、儀式の途中からでも参列させて頂いたり、儀式に間に合わなくても会場へ訪れてお参りするなどの対応をしてください。

通夜振る舞いに参加する

お通夜の儀式が済んだら、遺族から通夜振る舞いの案内がありますのでお食事の席へ移動します。

通夜振る舞いに掛かる時間は、早ければ1時間から2時間、遅くなるとそれ以上掛かりますが、多くの場合は頃合いを見計らってお開きにすることが一般的です。

通夜振る舞いの案内を受けたら、できれば少しでも出席して哀悼の意を表すのが礼儀です。

ただし、どうしても用事がある場合はお開きの前に退席するか、遺族にご挨拶して丁寧にお断りを入れるようにしましょう。

帰宅する

通夜振る舞いがお開きになったら、遺族にご挨拶をして帰宅します。

このときに注意しなければならないのが、帰宅するための交通手段です。

交通の便が良い場所に会場があれば良いのですが、場所によっては交通の便が悪いため、公共交通機関やタクシーを捕まえるのが難しいケースも少なくありません。

お通夜に参列する際は、一般参列者のタイムスケジュールから帰宅する時間をある程度予測し、公共交通機関の時間帯や帰る方法に目処をつけておきましょう。

通夜の時間に間に合わない場合の対応

お通夜の開式時間が分かっていても、何かしらの理由で遅刻してしまうこともよくあります。

本来なら間に合うように行動するのがマナーですが、もし時間に間に合わない場合はどのようにするべきでしょうか?

お通夜の時間に遅刻した場合の対応について、細かなケース別に詳しく解説します。

間に合わない場合の対応①:15分程度の遅刻は会場に向かう

もし遅刻が15分程度なら、できるだけ早く会場に向かってください。

お通夜の儀式は1時間ですから、15分の遅刻なら儀式の途中からでも参列できます。

ただし、途中から参列する場合はできるだけ目立たないことを心掛け、受付を済ませたら端の席に座って場の空気を乱さないようにしましょう。

間に合わない場合の対応②:30分以上遅刻する時は連絡する

30分以上遅刻する場合は、遺族や親族、葬儀会場へ連絡して、儀式が終わる予定時間を尋ねてみましょう。

その際、会場へ到着する予定時間を伝えると、相談を受けた相手もその後の対応を考えることができます。

 

30分以上遅刻する場合は、儀式が終わった頃を見計らって会場へ向かったり、故人や遺族と懇意にしている人だと通夜振る舞いだけでもと誘われることも多いです。

大切な儀式の場を乱さないためにも、30分以上遅刻する際は必ず遺族や葬儀会場へ連絡を入れましょう。

間に合わない場合の対応③:夜9時までならお焼香させて貰う

もしお通夜の時間を大きく過ぎてしまう遅刻の場合は、夜9時までに到着することが可能ならお焼香だけでもさせて頂きましょう。

お通夜の儀式が終わっても会場はまだ開いていて遺族が待機していますから、ご挨拶をしてお焼香をすることは可能です。

少しでもお参りをしたかったという気持ちを表すことが大切ですので、夜9時までに間に合うのであれば会場へ向かい、遺族にご挨拶してお焼香をしましょう。

通夜の時間に関して遺族・親族が注意すべきこと

遺族や親族は、できるだけタイムスケジュールに沿って行動し、つつがなくお通夜を過ごせるよう準備しなければなりません。

そのためには、時間の使い方やスケジュールの組み方など気をつけなければならないことがあります。

では、お通夜の時間に関して、遺族や親族はどのようなことに注意するべきなのか、注意点をお伝えしていきましょう。

注意点①:伝えられた時間より早めに動く

お通夜を迎えるにあたり、遺族や親族は多くの事柄を短時間で決めなければなりません。

しかも、お通夜までの時間は多くても約1日、故人が亡くなった時間帯によっては半日というケースもあります。

このような短い時間でのスケジュールでは、伝えられた時間よりも早めに動くことが大切です。

移動時間や準備時間、葬儀社や各業者との相談時間など、伝えられた時間よりも早めに動きましょう。

注意点②:余裕のあるスケジュールを組む

故人を亡くしたばかりの遺族は心に余裕がないため、ついあれこれとスケジュールを詰め込みがちになります。

しかし、お通夜を迎えるまでの時間がもともと少ないですし、スケジュールに余裕がないと思わぬトラブルにもなりかねません。

打ち合わせ時間や移動時間、料理の予約・受け取り時間など、余裕のあるタイムスケジュールを組んで動くようにしましょう。

注意点③:役割分担で負担を減らす

お通夜でやるべきことを役割分担すると、遺族の負担を減らせて休む時間が取れます。

例えば、会葬御礼品は個人で用意せず葬儀社に一任する、お花の手配は予算だけ伝えて親族に任せるなど、ほんの少しのお手伝いをお願いするだけでも気持ちが落ち着くのです。

やるべきことが多くて忙しいと感じたら、周囲の人に役割分担をお願いして少しでも休む時間を作りましょう。

通夜の時間に関して一般参列者が注意すべきこと

お通夜に参列する一般参列者も、ある程度お通夜のタイムスケジュールを把握して動かなければなりません。

では、具体的にどのような点に注意すれば良いのか、お通夜の時間に関して一般参列者が注意するべき点を紹介します。

注意点①:交通情報と場所を確認する

お通夜に参列する前には、交通情報と会場の場所をあらかじめ確認し、自分の行動を決めるようにします。

会場の場所が遠いと移動時間も掛かりますし、交通トラブルがあった場合、予定通りに移動できないこともあるからです。

お通夜に一般参列する人は、早めに到着して遺族に迷惑を掛けないことがマナーなので、交通情報と場所を確認して遅刻しないよう気をつけましょう。

注意点②:遺族と話し込まない

お通夜の席で久しぶりに遺族と再会した際、つい話し込んでしまう一般参列者の方がいますが、これも注意点の一つです。

遺族はお通夜を仕切る立場にあるので、時間的に忙しく動いています。

それを話し込むことで止めてしまったら、遺族のタイムスケジュールを崩すことにもなりかねません。

お通夜に参列した一般参列者は、遺族のスケジュールを乱さないよう気をつけましょう。

注意点③:早めに帰宅する

お通夜の翌日には、故人のお葬式が控えています。

したがって、忙しい遺族が少しでも休めるよう早めに帰宅するようにしてください。

通夜振る舞いに参加して帰るタイミングがつかめない場合は、参加してから1時間後、もしくは夜の9時を目処に退席するようにします。

退席する時にまだお開きになっていない場合は、必ず遺族にご挨拶をしてから帰宅しましょう。

まとめ

白菊と祭壇

お通夜の時間は、遺族にとってはとても忙しいスケジュールであり、一般参列者も気をつけなければならないことが少なくありません。

つつがなくお通夜を済ませられるよう、お通夜のタイムスケジュールをよく確認して行動しましょう。

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