香典の渡し方のマナーは?葬式・自宅・後日渡す場合の注意点!ふくさを用意しておこう

香典の渡し方一般知識・マナー

お通夜や葬儀などの弔事の際には香典を渡しますが、香典は故人とその遺族に対するお悔やみの気持ちを表したものですから、香典を包む時の金額や包み方、香典を渡す時のマナーは気になりますよね。

特に、香典の渡し方は渡す場所や渡すタイミングによって気をつけなければならないポイントが異なるため、さまざまな状況に合わせた渡し方を心掛ける必要があります。

今回の記事では、香典の渡し方の基本的なマナーや注意点と一緒に、香典の渡し方を状況別・相手別に分けて詳しく解説していきます。

香典の意味

お焼香

「お通夜や葬儀に行く時には香典を用意する」というマナーは知っていても、香典にはどのような意味があるのかと尋ねられると、なかなかすんなりとは答えられないものでしょう。

実は、「香典を渡す」という行為には、仏教的な由来や亡くなった故人とその遺族に対する思いやりの気持ちが込められています。

では、香典にはどのような意味があるのか、その内容について詳しく解説していきます。

意味①:線香やお供え物の代わり

香典の由来を紐解くと、お釈迦様が亡くなられたときの話へさかのぼります。

お釈迦様が亡くなられた後、弟子の人たちは香木という香りの良い木を集めてその遺体を燃やしました。

このお話が元となり、現代でも焚かれているのが線香やお焼香で、昔は人が亡くなると線香を持ち寄りお供えしていました。

 

さらに、仏様や亡くなった人は「香りを食べる」と言われており、線香の香りを届けて仏様や亡くなった人の魂を満たすという意味もあります。

人は亡くなると食べ物を口にすることはできませんから、香りをあの世まで届けて満たされるようにするのです。

 

線香は、昔の人にとって大切はお供え物であると同時に、欠かすことができない儀式でもありました。

この慣わしが現代の「香典」の形につながっており、本当の線香の代わりにお金を包んで香典として渡されるようになったのです。

意味②:助け合い

線香の代わりにお供えするものが香典ですが、実はもう一つ大切な意味が託されています。

現代のような葬儀社がなかった時代、どこかの家で人が亡くなると人々や食べ物や葬儀に必要なものを持ち寄り、滞りなく葬儀が済むよう手助けをしてきました。

故人へのお供え物や法要を行う僧侶へのお礼、参列してくれた近所の人たちへのお振舞いを一つの家ですべてまかなうことが難しいため、周囲の人から助けてもらったのです。

 

こうした助け合いは一つの集落全体で行われ、お互いに助け合う気持ちを持って続けられてきました。

現代では食べ物を持ち寄ったり手助けをすることはほとんどありませんが、その代わりに参列者は香典という形でお金を包み、助け合いの気持ちを伝えます。

本来の慣わしや手助けの方法とはかなり変化した香典ですが、故人を弔う心や遺族を思いやる気持ちは今でも変わらず息づいています。

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【状況別】香典の渡し方とタイミング

香典を渡す男性と受け取る女性

お通夜や葬儀、法要の際には必ず用意する香典ですが、弔事にまつわるものだけに渡し方やタイミングが難しいですよね。

特に、受付がなかったり後日に手渡すというケースでは、どのような渡し方をすれば失礼にならないのか悩んでしまうもの。

ここでは、香典の渡し方とタイミングを状況別に分け、さまざまなケースにおける香典の渡し方を解説していきます。

ケース①:お通夜・葬儀で渡す時

お通夜や葬儀で香典を渡す場合は、主に「受付がある時」と「受付がない時」の2つのケースに分けられます。

それぞれケースの渡し方やタイミングについて、詳しく解説します。

受付がある場合

受付がある場合には、受付で記帳をしてから香典を渡しでお悔やみの言葉を添えます。

香典を渡す際には、のし書きが相手から読める方向に向けて両手を添えて差し出しましょう。

お通夜と葬儀の両方に参列する場合には、どちらかの受付で渡すようにします。

 

ごくまれにお通夜と葬儀の両方で香典を渡す人がいるのですが、この行為は「不幸を重ねる」ことにつながるため、大変縁起が悪いです。

受け取った遺族も悩むことになりますので、お通夜と葬儀の両方に参列する際はどちらか一方に決めて渡すようにしましょう。

受付がない場合

何らかの事情で規模が小さいお通夜や葬儀を行う場合、受付がないことがあります。

もし遺族とお話できるタイミングがあるようなら、その際に香典を渡すようにしましょう。

遺族とお話しできないようなら、葬儀場の世話役の人に渡すのも一つの方法です。

 

自宅葬で受付がない場合には、故人にお参りした後に遺族へご挨拶したタイミングで渡すか、お参りした際に仏前に供えるようにします。

受付がない場合は香典の扱いが難しいため、できれば遺族の人かその場を取り仕切っている人に渡すようにしましょう。

ケース②:葬儀の後日弔問して手渡す時

お通夜も葬儀も参列できなかった時には、後日故人の自宅を弔問して香典を渡すようにします。

できれば葬儀後7日以内が理想ですが、無理な場合はできるだけ早く弔問する機会を設けるようにしましょう。

 

四十九日が済むまでは、遺骨や骨壺に納められたまま仏壇や小さな祭壇に安置されています。

弔問したらまずは仏壇や祭壇に案内して頂き、お参りをする前に仏壇や祭壇に香典を供えるようにしましょう。

香典を供える際は、のし書きを自分が読める方向に向けて供えます。

 

もし仏壇や祭壇が小さくて香典を供えることが難しい場合には、遺族の人に「どこに供えれば良いですか?」と尋ねるようにしましょう。

香典を供える場所がなく遺族も席を外している時には、先にお参りをすませてから遺族に改めてご挨拶する際に渡しても良いでしょう。

ケース③:香典を郵送する時

お通夜や葬儀に参列できず葬儀後の訪問も難しい場合は、香典を郵送するようにします。

現金は宅配便などでは受け付けていないので、必ず郵便局から送るようにしましょう。

 

不祝儀ののし袋に入れた現金を現金書留封筒に入れて送りますが、この際に必ず確認しなければならないのが、不祝儀ののし袋に自分の住所・氏名・包んだ金額が書かれているかどうかです。

現金書留封筒に書くのだから必要ないと考える人もいるのですが、不祝儀ののし袋に住所・氏名・金額が書かれていないのは失礼にあたりますし、四十九日を過ぎて香典返しをする際に遺族が困る可能性があります。

不祝儀ののし袋にも必ず必要項目を記載してから、現金書留封筒に入れて送るようにしましょう。

 

香典の郵送は、訃報を受け取った後にお通夜や葬儀に出席できないとわかった後、できるだけ早いタイミングで送るようにします。

現金書留は日付指定もできるため、葬儀が終わった2日から3日後を目安にすると良いでしょう。

現金書留封筒には手紙を同封することも可能なので、お悔やみの言葉は故人に対する思いなどを綴った手紙も添えると良いでしょう。

ケース④:法要の時

香典は、お通夜や葬儀以外にも渡す機会がありますよね。

四十九日や回忌法要などの家族や親族で行われる法要では、受付もないのでどのタイミングで香典を渡せば良いのか悩んでしまいます。

法要の時の香典はどのように渡せばスマートなのか、具体的な例を紹介しますね。

基本は法要前にご仏前へ

法要が行われるのが故人の自宅の場合、法要が始まる前に仏前に香典を供えます。

自宅での法要は、その日に遺族の親族や知人が法要前に集まり、その後に僧侶が訪問するのが一般的な流れです。

例えば、11時からの法要を僧侶にお願いしている場合は、最低でも10時45分には故人の自宅を訪れるようにしておきます。

 

故人宅で遺族に挨拶した後、まず仏壇に向かってお参りをしますが、この際に香典を出して仏壇に供えたり法要の祭壇に供えるのです。

香典を供えてから線香をあげ、リンを鳴らしてお参りしましょう。

香典を供える向きは、お参りする人がのし書きを読める方向です。

会食後に渡す

法要が寺院の御堂や斎場などで行われる場合は、法要前に渡すタイミングがなかなか掴めないこともあります。

個室の控え室などがあれば渡すことも可能ですが、見知らぬ人が大勢いるロビーだと香典を出してご挨拶することは難しいですよね。

 

このような場合は、法要後のお食事会の後に渡してみると良いでしょう。

法要後にはお食事会が開かれることが一般的ですが、お食事会の前は遺族の人も準備で慌ただしいため、呼び止めて渡すことができません。

 

お食事会が終わった後にお別れのご挨拶の際に渡せば、直接遺族に渡すこともできますしタイミングが掴みやすいでしょう。

お食事会に参加しない場合は、お食事会に参加できない非礼をお詫びしてから、お香典を渡して帰ると良いでしょう。

わからない場合は親族と相談する

法要の流れはある程度理解していても、どうしてもタイミングが読めなかったりなかなか渡せないことも少なくありません。

そのような場合は、法要に出席しているほかの親族の人に相談するようにします。

 

特に、初めて法要に出席する場合は、自分の親や親族の人に事前に聞いておくと安心です。

地域によっては、昔からの慣習で香典を法要前に渡していたり、香典を供える場所を作っていることもあります。

 

一般的な流れとは異なる場合は、その土地の慣習に従って香典を渡した方が失礼になりません。

もしほかの親族と法要前に話す機会があるようなら、念のため渡すタイミングや方法を尋ねておくと良いでしょう。

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【相手別】香典の渡し方とタイミング

香典を差し出す女性

香典の渡し方やタイミングは、状況だけではなく渡す相手によっても微妙な違いがあります。

自分から見た相手との関係性によって、失礼ではない渡し方をしなければなりません。

ここでは、香典を渡す相手別に項目を分け、それぞれに対して失礼にならない香典の渡し方とタイミングを詳しく解説していきます。

ケース①:家族や親戚に渡す時

自分の家族や近しい親族に香典を渡す場合は、基本的にお通夜や葬儀の前に渡すのがベストです。

この場合の自分の立ち位置は、一般の参列者側ではなく遺族側になるため、できれば早めにお通夜や葬儀の会場を訪れてお手伝いをすることも少なくありません。

受付役や案内役をすることもあるため、一般の参列者のように香典を渡すタイミングがないのです。

 

もし最初から何かしらのお手伝いをすることがわかっているのであれば、予定よりも少し早いくらいに会場に訪れ、ご挨拶の際に香典を渡してからお手伝いを申し出てみましょう。

故人の納棺前や納棺後に安置されている場所でお参りできるようなら、お参りの際に香典をお供えするようにします。

 

香典を事前に渡す場合は記帳ができませんが、お通夜やご葬儀が済んだあとに記帳をさせてもらうと、遺族が香典返しを確認する際にスムーズになります。

どうしても早めに到着できずすぐお手伝いに入った場合は、お通夜やご葬儀が済んだ後の休憩時や、帰宅の挨拶をするタイミングで香典を渡すようにしましょう。

ケース②:友人・知人に渡す時

友人や知人に対する香典の渡し方やタイミングは、主に次のような方法になります。

  • お通夜や葬儀に参列して受付で香典を渡す。
  • お通夜や葬儀の後に友人・知人宅を訪ねて香典を渡す。
  • お通夜や葬儀に参列するほかの友人や知人に香典を預ける。
  • お通夜や葬儀後に香典を郵送する。
  • 友人や知人に会うタイミングで香典を渡す。

香典の渡し方についてはどの方法を取っても間違いではありませんが、唯一気をつけなればならないのがタイミングです。

 

例えば、友人や知人の親が亡くなった場合、友人や知人が喪主となることもあるのでゆっくり会話ができませんし、お通夜や葬儀後もさまざまな手続きで忙しい状態です。

だからといって様子をうかがい過ぎると四十九日を過ぎてしまうため、「お香典」ではなく「ご仏前」になってしまいます。

一番良いのはお通夜や葬儀に参列して渡す方法ですが、どうしても無理な場合には参列する他の友人に預けて記帳をしてきてもらったり、お通夜や葬儀後できるだけ早くに郵送するようにしましょう。

 

初七日を過ぎて会社や学校で会えるのなら、その際に渡すのも良い方法です。

遺族となる友人や知人は忙しい状態なので無理に時間を作ってもらうようなことは避け、会えるタイミングなら手渡しで、会えないならば郵送で渡すなど状況を見て判断するようにしましょう。

ケース③:会社関係で渡す時

会社の同僚や仕事関係者への香典は、部署ごとでまとめたり職場の有志でお金を出し合い、代表者がお通夜や葬儀の受付で渡すことが一般的です。

もし個人的に香典を渡したいと思う場合には、会社で出し合った香典とは別に個人の香典を用意し、お通夜や葬儀に参列して受付で渡すようにします。

 

個人の香典を会社の代表者に預けるのは、ほかの社員との兼ね合いから判断して避けた方が無難です。

どうしてもという場合は、相手先の住所を聞いて香典を現金書留で郵送するか、初七日を過ぎて出社してきた際に渡すようにしましょう。

 

会社で渡す場合には、さりげなく近づいてあまり大きな声で話しかけないように注意し、短いお悔やみの言葉と一緒に渡します。

目立つような声や言動は相手に迷惑を掛けるだけでなく、周囲の人にもあまり良い印象を与えません。

できれば人目が多くない場所を選んで声をかけ、労わりの心を持って香典を渡しましょう。

ケース④:香典を辞退された時

近年では「家族葬」といった小規模な葬儀も増え、本当に親しい身内だけで故人を見送るケースも多くなりました。

家族葬を選ぶ理由はさまざまですが、遺族の中には「できるだけひっそりを見送り香典も辞退したい」という人も少なくありません。

 

香典は故人へのお悔やみと遺族を思いやる気持ちを表したものですが、それを無理に渡すのは遺族にとって重荷になることもあります。

もし香典辞退を申し入れられたり受付に香典を辞退する旨の看板がある場合は、遺族に香典を無理に渡さず持ち帰るようにしましょう。

 

どうしても何かしらの気持ちを伝えたいという場合は、お金ではなくお線香の詰め合わせや生前故人が好きだった食べ物や飲み物をかたどったろうそくなどを送り、遺族が負担にならないように心掛けましょう。

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香典を渡す時のマナー・注意点

袱紗と香典

最後に、香典を渡す際のマナーや注意点について解説していきます。

香典を渡す機会というのはそう多くはないため、いざという時に慌てるとマナーができていなかったり思わぬ失敗をすることがあります。

香典を渡す際のマナーや注意点をしっかり押さえて、失礼のない香典の渡し方ができるようにしてみましょう。

マナー・注意点①:受付を済ませてから渡す

お通夜や葬儀に参列した際、受付で最初に迷うのが一連の流れです。

例えば、受付に並んでいざ自分の番になったときに、「最初に香典を渡してから記帳するの?」「お悔やみの言葉はいつ伝えれば良い?」と悩むこともありますよね。

先に並んでいる人も一定の流れではないので、誰を基準いして良いのかわからず余計に迷ってしまいます。

 

心がこもっていればきちんと相手に伝わりますが、よりスマートな形で渡すのなら「受付で記帳をしてから香典を渡す」という流れが良いでしょう。

まず、最初に受付の人に「この度はご愁傷様です」と短く挨拶をしたあと、記帳を促されますので自分の氏名と住所を記帳します。

 

記帳が終わったら香典を取り出して受付の人に差し出し、「お納めください」などの言葉を添えて渡すようにしましょう。

受付にいる人が知り合いの場合つい話し込みそうになりますが、長々話すのはマナー違反となりますので注意してください。

マナー・注意点②:渡す相手が読める向きにして渡す

香典を渡す際には、渡す相手がのし書きを読める方向にしてから渡すようにします。

このとき、必ず両手で持って相手に差し出しましょう。

 

会社の代表で複数の部署からの香典を預かっていたり友人や知人から預かってきた場合には、記帳ですべての氏名と住所を書いてから香典を取り出し、受付で一つずつ渡すようにします。

「こちらは会社の〇〇部一同からです」「こちらは友人の〇〇から預かってきました」という一言を添えると良いでしょう。

 

渡す相手が読みやすい方向で渡すことで、誰から頂いた香典なのかを瞬時に確認できるようになりますので、必ず渡す向きを確認するようにしてください。

マナー・注意点③:仏前に供える時は自分が読める向きにする

香典を仏前に供える場合は、自分がのし書きを読める方向で香典を供えます。

もし自分の前の人が間違って反対に供えていたとしても、その上から正しい方向で香典を置くようにしましょう。

 

仏前に供える場所が見当たらない時には、家族に「どちらにお供えすれば良いですか?」と尋ねてみてください。

指定された場所がある時にはそちらに移動し、自分が読める方向で香典を置きます。

 

指定された場所がなく遺族の人が「こちらで受け取ります」「ありがとうございます」と声掛けされた場合には、のし書きが相手に読める方向にして香典を渡しましょう。

マナー・注意点④:目立つような渡し方をしない

香典は不幸が起こった際に渡すものなので、あまり目立つような渡し方をするのはマナー違反になります。

特に気をつけなければならないのは、大声で話すことと大勢で取り囲むケースです。

 

大切な人が亡くなったばかりの人は、気丈に振る舞っていてもふとした瞬間に悲しくなったりそっとしておいて欲しいという気持ちがあります。

大声で話しかけたり何人もで連れ立って香典を渡す行為は目立ってしまい、遺族の心を傷つけてしまい兼ねません。

 

香典を渡す時にはできるだけ落ち着いたトーンで話すようにし、遺族が傷つかないよう注意しながら目立たないように渡しましょう。

マナー・注意点⑤:相手が忙しそうな時に渡さない

遺族は故人が亡くなった後、悲しむまもなくお通夜・葬儀の準備や手続きに追われます。

お通夜や葬儀の時には受付があるので預ければ良いですが、お通夜がなく葬儀も小規模で受付がない場合、忙しい遺族に話しかけて香典を渡そうとする人も少なくありません。

お通夜や葬儀での遺族は、その場その場で葬儀場の人と相談したり決断することが多く、やるべきことをこなすだけでも精一杯です。

 

そんな状態の遺族を呼び止めてしまうと、時間を拘束するだけではなく迷惑を掛けてしまいます。

遺族が忙しそうなら無理に呼び止めるようなことはせず、最後のご挨拶の時などタイミングを見計らって渡すようにしましょう。

マナー・注意点⑥:袱紗(ふくさ)で包む

袱紗とは金品を包むための布のことで、台紙付きのものや財布状のものなどさまざまな種類があります。

袱紗は慶事や弔事といった「正式な儀式」で送る金品を包む際に使用されることが多く、香典を渡す時も袱紗に包んだ状態で持ち運び渡す際に取り出すのがマナーです。

 

弔事用の袱紗は寒色が基本ですが、紫色の袱紗は慶事にも使えるため大変便利です。

袱紗に包んで持ち運べば、のし袋がよれたり汚れる心配がなくなるため、いざという時に紫色の袱紗を一つ用意しておくと良いでしょう。

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まとめ

香典を差し出す男性

香典の渡し方や注意点について詳しく解説しました。

香典の渡し方は遺族の状況や相手によって、少しずつ渡し方のマナーや注意点が異なることがおわかり頂けたでしょう。

 

香典は、故人へのお悔やみと遺族への労いの気持ちがこもったものですが、マナーを守らないと帰って相手に迷惑を掛けてしまいます。

せっかくの気持ちですからきちんと相手に届くよう、香典の渡し方のマナーや注意点を守って渡すようにしてみましょう。

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この記事を監修したのは、
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