お守りの処分方法は?自宅でOK?6つの処分の仕方と注意点

お守りの処分その他

お守りに有効期限はある?

お守り

私たち日本人は、家族の健康や良縁を願って神様にさまざまなお願いごとをします。

そして、お願いごとをより具体的に祈願するためにお守りを購入し、普段から身につけたり神棚に飾り、その願いが叶うようお祈りします。

 

しかし、このお守りに有効期限があり、その有効期限を過ぎてしまったお守りにはご利益がないとしたら、みなさんはそのお守りをどうしますか?

この記事では、このお守りの有効期限や、有効期限を過ぎてしまったお守りの処分方法について解説していきます。

処分のタイミング

実はお守りの有効期限は、基本的にはそのお守りを購入してから1年間で切れてしまうのです。

そのため、お守りを購入してから1年後にはそのお守りからのご利益を期待することはできなくなってしまします。

 

役目を終えたお守りは処分(正確には返納)するのですが、このタイミングについては正確に決まっているわけではありません。

ただし、伊勢神宮の神宮大麻をはじめとする神札や神棚の御札も、1年毎に交換することが推奨されています。

このような神道の作法から、お守りも1年ごとの交換が望ましいと考えられています。

お守りの処分費用(返納費用)

お守りなど、むやみに捨てることをためらう物を処分する際には、神社で行われる「御焼き上げ」という儀式で焼いてもらう方法があります。

その際のお守りの処分費用は基本的には無料、もしくはお気持ちを賽銭箱に入れる神社が多いようです。

 

ただし、お守りを何個かまとめて2,000円から3,000円ほどであったり、お守り一つにつき数百円程度かかる場合があったり、その費用は神社によりさまざまです。

先に祈願達成した場合

恋愛成就・安産祈願・合格祈願のお守りなどは、その願いが叶う時期が決まっています。

そのため、お守りの有効期限である1年よりも早い段階で祈願達成する場合もあるでしょう。

このような場合のお守りは、その願いが成就したときが返納するタイミングだと言われています。

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お守りを処分する原則的な方法

神社

お守りの処分は、原則的としてお守りを頂いた神社に返納します。

神社によっては、1年中「古神札納め所(ふるふだおさめじょ)」と記載された箱が設置されている場合があるため、この箱にお守りを返納します。

 

ただし、この古神札納め所はどこの神社でも1年中設置されているわけではありません。

神社の中には年末年始のみ設置している場合もありますので、神社の社務所に確認してみてください。

お守りの6つの処分方法

古御札納所

お守りの原則的な処分方法について説明しましたが、神社やお寺が遠方にある場合などは直接出向くことが難しいものです。

そのため、お守りを処分できずに購入から十年以上経ったお守りを大事に保管している方もいます。

 

ここでは、神社やお寺に直接出向くことなくお守りを処分する方法を含め「お守りの6つの正しい処分方法」を、その注意点なども交えながら解説していきます。

処分方法①:神社で

お守りの裏面に「~神宮」または「~大社」と書かれていれば、それは神社で頂いたお守りです。

先ほどお伝えした「古神札納め所」に収めるか、お焚き上げをしてもらい処分しましょう。

 

ただし、この「古神札納め所」は、神社によっては・お守・御札・しめ縄・正月飾り以外の処分に対して禁止している場合があります。

その場合、熊手やダルマなどの一般的ではないお守りは古神札納め所では処分できません。

 

これらの品を処分する場合は、必ず神社の社務所に確認してから利用しましょう。

神社によってはホームページを開設している場合もあるので、確認してみてください。

処分方法②:お寺で

お守りの裏面に「~寺院」もしくは「~寺」と書いてあれば、そのお守りはお寺で頂いたものです。

しかし、旅行先などで購入したお守りなどは、そのお寺に返しに行くことは現実的に困難でしょう。

そんな場合は、近所のお寺に戻すことで、このお守りを処分することができます。

 

ただし、このとき注意しなければならないのは、お守りを買った旅行先のお寺と、お守りを戻す近所のお寺の宗派が同じでなくてはならないということです。

もし違う宗派のお寺にお守りを持ち込んでしまった場合、処分を断られるばかりか大変失礼な行為としてとらえられてしまいます。

処分方法③:遠方にある神社やお寺で

お守りを購入してから引越しなどの事情でその場所を離れてしまった場合は、神社にお守りを郵送することで処分することができます。

例えば、伊勢神宮では「お焚き上げ希望」と書いて郵送すれば、他のお守りと一緒にお焚き上げしてもらえるのです。

この郵送でのお焚き上げは、特に期間が限定されていないため、1年中いつでも受け付けています。

 

ただし、すべての神社やお寺で郵送でのお守りの処分に対応しているわけではありません。

お守りを郵送で処分しようとする場合、まずは電話で確認を取りましょう。

中には、郵送不可の神社に何の連絡もなくお守りを送ってしまい、そのまま返送されてしまう場合もあります。

処分方法④:どんど焼きで

「どんど焼き」とは、お正月のお飾りやしめ縄などを燃やす儀式で、この際にお守りを処分することができます。

その地域の方が、それぞれぞれ持ち寄った物をひとまとめにして燃やすことでお正月様や歳神様を天にお送りする行事であり、多くの地域で1月8日に行われます。

 

この際の注意点は、お守りに装飾品としてビニールやプラスチックなどがついている場合、このすべて外さなくてはならないということです。

ダイオキシンなどの有毒ガス対策が目的です。

 

同様の理由で、ご自身にとってお守り同然だったアクセサリーや衣類の持ち込みも禁止されています。

どんど焼の持ち込みの品について不安がある場合は、神社やお寺に電話で確認することができます。

処分方法⑤:自宅で焼却する

ご自宅に庭があり火をたくことができれば、お守りをご自身で焼却することもできます。

この場合、お守りに直接火をつけるのではなく一つまみのお塩と一緒に半紙に包み火に入れるようにしましょう。

火に入れる際は、祈願した内容が叶ったか叶わなかったに関わらず、お守りに対して感謝のお礼を述べるようにしてください。

 

3畳程度のスペースがあればお守りの焼却は可能ですが、火を使う際にはバケツに水をためて手元におくことを忘れないでください。

また、ベランダでのお守りの焼却は火の粉が飛び移り火災に発展する危険があるため、絶対に控えてください。

処分方法⑥:燃えるゴミとして出す

お守りは正しくお清めを行うことによって、可燃ゴミとして処分することもできます。

お清めの方法はこれまでに若干触れていますが、次の方法が正式なお清めの方法なので確認してください。

お守りをお清めする方法

  1. 机や床に白い半紙や和紙を広げます。
  2. 白い半紙や和紙の上にお守りをおき、塩を左に一回、右に一回、最後にもう一度左に一回かけます。
  3. この際の塩の量は一掴み程度で十分です。
  4. 最後は、下に敷いた白い紙にお守りを包み可燃ゴミとして処分します。

この方法なら、お守りが清められ燃えるごみとして処分することができます。

最後は、お守りへの感謝の気持ちをもって処分しましょう。

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異なる寺社でお守りを処分する際の注意点

夜の神社

続いては、他の神社やお寺でお守りの処分をしてもらう際の注意点について解説します。

注意点①:神社と寺は別物

「神社」と「お寺」は私たちの生活に密着した祈りの場ですが、この2つは全くの別物です。

また、お寺には宗派があり、その宗派ごとの教えがあるためさらに細分化されています。

 

神社のお守りは、購入した神社とは違う神社でも大抵の場合は処分してもらえます。

また、神社にお寺のお守りの処分をお願いすることも、ある程度は受け入れてもらえるはずです。

 

しかし、お寺から頂いたお守りを、異なる宗派のお寺に処分を依頼することは絶対にできません。

先ほども触れたように、もし間違って違う宗派のお守りをお寺に戻してしまうと、異なる神様にお戻しすることになり大変失礼です。

 

お守りを本来の方式の儀式にのっとって処分してもらうためにも、

  • 神社のお守りは神社へ
  • お寺のお守りはその宗派のお寺へ

それぞれお返しするよう注意しましょう。

注意点②:寺社へ事前確認する

原則的として、お守りの処分はそのお守りを頂いた神社に依頼するものです。

ただ、他の神社でのお守りでも受け入れてくれる場合が多いです。

しかし、神社の中には家庭ごみを持ち込まれるといった迷惑行為が頻繫に起きてしまい、その対策として自分の神社以外のお守りを受け入れていない場合があります。

 

このような状況の中で、事前の確認なしでお守りを勝手においてしまうと、そのお守りは正式な処分方法ではなく家庭ごみとして捨てられてしまう可能性があります。

せっかくお守りのご利益に感謝して処分しようとしているのに、これでは本末転倒です。

異なる神社で守りを処分しようとするのであれば、必ずお寺の了承を得たうえで古札受付に出すようにしましょう。

ご利益の種類によって異なるお守り

種類の異なるお守り

お守りにはさまざまな種類があり、その種類によってご利益が異なります。

また、種類は大きく分類すると次の6つです。

  1. 健康
  2. 安全
  3. 学業
  4. 金運
  5. 縁結び
  6. 厄除け

この中で、さらに細かく分かれています。

ここでは、お守りのご利益にはどのようなものがあるのかを、その種類ごとに解説していきます。

種類①:健康祈願

「健康祈願」は、病気とは無縁で常に健康的な生活を送りたいと考える方がご利益が得られるお守りです。

この他、「長寿祈願」や「無病息災」などのお守りも「健康祈願」と同様のご利益があります。

ただ、これらは長寿を願う場合に持つと良いでしょう。

種類②:家内安全

「家内安全」は、家族全員を病気や怪我から守り、幸福をもたらすというご利益が得られるお守りです。

この他、旅の無事や交通安全の祈願としてのご利益が期待できます。

 

結婚して子供を授かり、家族が増えた際にこのお守りを持つ方は多いです。

ご自宅に神棚がある場合は、家内安全のお守りを飾り毎日祈願する方もいます。

種類③:学業成就

「学業成就」は、受験や進学のための日々の学習が報われ、目標が達成できるご利益が得られます。

「合格祈願」もこれと同様のご利益があるとされています。

受験シーズンでは特に学習成果が問われるため、合格祈願のお守りの方が需要はあるようです。

種類④:金運上昇

「金運上昇」は、たくさんのお金が入って来てお金に困らないというご利益が得られます。

金運を高め、お金をたくさん得たいと考える方に人気があります。

 

そのため、会社を経営している方や商店を営んでいる方に特に人気です。

お金にまつわる場所として、お財布にこのお守りを入れて普段から身につけている方も多いです。

種類⑤:恋愛成就

「恋愛成就」は、恋愛がうまくいき良いパートナーとめぐり逢うことができるご利益があります。

このお守りとよく似ていますが「縁結びのお守り」は、恋愛以外にも友達やご自身の周りの方との深い結びつきをもたらすご利益があるお守りです。

種類⑥:厄除け

「厄除け」は、一般的なタイプのお守りとは異なり、厄年と呼ばれる年に神社で受けるお祓いを指しています。

厄年とされる年を中心として、前後1年ごとに「前厄」「本厄」「後厄」の3つがあります。

男性は数え年で「25歳」「42歳」「61歳」、女性は数え年で「19歳」「33歳」「37歳」が厄年です。

 

厄年は、人生のうちで最も多くの災難や不幸ごとが起こるとされる年です。

この年にお祓いを受けなければ、自身の周りの方にまでその不幸が訪れるとされています。

厄除けのお祓いは、前厄・本厄・後厄と毎年受ける方もいれば、本厄のときだけ受けるなどその回数は人によりさまざまです。

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まとめ

お守りの処分について詳しく解説しました。

 

お守り有効期限は通常1年間であり、それ以降はお守りを持っていてもご利益は期待できません。

基本的な処分方法は、購入した神社やお寺にお返しすることが一般的ですが、遠方に神社やお寺があった場合などは郵送にてお返しすることも可能です。

また、正式な手順を踏むめば、自身で処分しても問題ありません。

 

神社やお寺の中には郵送に対応していないところもあります。

その場合は、神社で購入したお守りは最寄りの神社へ、お寺で購入したお守りはその宗派のお寺であればお返しすることが可能です。

その際は、必ず事情を説明して神社やお寺の承諾を頂いてからお守りをお返ししましょう。

 

どのような処分方法を取ったとしても、一番重要なことは、そのお守りに対する感謝の気持ちを持ちながら処分することです。

祈願した内容が成就したかどうかにかかわらず、すべてのお守りにはお礼を伝えてから処分してくださいね。

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